2007-01-01から1年間の記事一覧

心がみえるかい?

すきな人達に、嫌な想いをさせたくないと思う。 暗い気持ちにさせたくないと思う。 弱音なんか吐きたくないし、変な気遣いで疲れさせたくない。 そう思っているのは確か。だから、この感情は胸にしまっておかねばならない。ふとした弾みに本当に簡単に零れ出…

もくもく読む

久々に学校で授業を受ける側の立場になったら、インプットする快感に心が柔らかになった感じだ。帰りがけに本屋に寄って、目に付いたもの・狙っていたけど逃していたものを数冊購入。ナナナンは、以前友達に貸したきり行方不明だったので再刊を機に買ってし…

恋人同士は

私のベッドで毛布を抱き締めすうすう寝息を立てる人の隣、同じ布団に潜って「翳りゆく部屋」を聴きながら読書灯のオレンジで文字を追うことの幸せに、小さくため息をつく。なんでなん?これで充分やのになぁ。

離れた恋人同士は

恋人ではない人とキスをした彼女を軽蔑なんて出来ないよ。たとえ何があったって、結局私は彼らがいつまでも2人のままでいる事を望まずにいられない。幾つかの未来予想図がひとつずつ黒く塗り潰されてゆくのをただ眺めているのは哀しい。 それが非常に勝手で…

以心伝心シンクロマジック

約1ヵ月ぶりに、静岡にいるマユウちゃんにメールを打った。 近況などをだらだら書いて、送信。 すると、その直後に一通のメールが… 「すごいよsoirちゃん!私も今、ちょうどsoirちゃんにメールしようとしてたところ!!」 えー!

窓に映る私はなんて情けない顔をしているの

電話をしてみたものの、相手の声を聴いてから、特に話すことなど無かった事を思い出した。電話は苦手だ。ただ吐息を聴きたいだけなのに、気配を感じていたいだけなのに、受話器越しの沈黙はそれを許してくれない。 暫くの機械音の後「やぁどうしたの?」と問…

工作熱

『やさしい切り紙2』やさしい切り紙〈2〉-切りとる街の旅物語 (池田書店の切り紙シリーズ)作者: 矢口加奈子出版社/メーカー: 池田書店発売日: 2007/07/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (10件) を見るを購入したので早速作っ…

そこで彼は私を見て笑って

昨夜の夢は酷かった。リアルな恋人、リアルな友人、リアルな… 起きた時、ちょっと泣いていた。なんなの、もう。起きている時は悲しい事なんてひとつもないのに。

実習〔3〕

教育実習も二週間目を終えた。残り一週間、時間が過ぎるのが何だかとても早い気がする。それにしても毎日暑い。 指導案を書く手ものろのろのろのろ…しゅうぅぅぅ……停止。 毎年9月って、こんなんだったっけ? 北極のシロクマが近い将来絶滅するかもというニ…

実習〔2〕

毎朝自転車で通っている。 中学生の頃には、「通学路」で無かった為に迂回していた早朝の山道を、鼻唄など歌いながら通り抜けるのが何とも心地よい。先生の特権だ、いえーい。 学校に近づく程に数を増してくる生徒達と挨拶。 校門を抜けると、2階の渡り廊下…

実習〔1〕

今日から私が教壇に立つ。 緊張は無いけれど、時々あわあわしてしまう。私の居た頃とは違う、生徒達の穏やかさ、素直さにびっくり。中学1年生ってこんなだったかしら…? 「どこでも好きなところやっていいよ」 と言われたのを良いことに、物語・小説教材を…

実習〔序〕

「せんせい、これ…読んで下さい」 なんてセーラー服姿の女子達に廊下でお手紙を渡されたら、やだなぁもう先生どきどきしちゃうじゃないか!(照) 教育実習で地元に帰ってきている。実習が始まって早一週間が過ぎた。心情としては、長かったような、短かかった…

起きがけに、ピノ

ビル・エヴァンズのCDを流しながらアイスをつまむ。目覚めて、喉が渇いたと思って冷蔵庫を覗いたら、飲み物が何も無かったので。(地元なら水道水を飲むけれど、京都のは、ちょっと) 昨日は大学生協の本屋で後輩のさかちゃんとばったり出逢った。前に会っ…

ビリヤード場にて感傷に浸る

早く、早くったら。 9月に入ってからというもの、常に何かに急き立てられている気持ち。自分を取り巻く様々な環境への適応―― そりゃあもう大人だから、表面上はそれなりに周りと合わせて上手くやっていくことが出来るよ。けれども中身が、締め付けられて息…

結局飲み込んでしまうばかり

ごめんね何か苛々しちゃってーなどという表面的かつ陳腐な言葉で、折角外に発する事が出来た自らの怒りを、一瞬にして無に返してしまう自分が実に腹立たしい。そこ、へらへら笑う場面じゃないだろう?まだ腹に溜めているものがあるくせに。それを曝け出す勇…

晩夏の果実

明け方の雷と共に、長く続いた鬼の様な暑さもどこかへ去ってしまったみたい。 まだまだ快適と呼べる気候では無いものの、昼間の京都が随分過ごし易くなった。そういえば、セミの声で朝起こされるという事もなくなっている。その代わり夕刻にひぐらしが鳴く。…

遠雷にはや雨足の

未だ夜も明けぬ頃、腹の底に轟く雷の音で意識が浮上した。 外は割と激しく雨が降っている様子。雨が部屋に吹き込むのは厭だなあ、でも外を確かめたいなあ(うちの窓は磨硝子)と迷いつつ、結局、ええいままよと派手に開け放つ。5センチばかり引いて覗けばい…

鮮明に覚えているものだけね

夢。 私、よく「続きもの」の夢をみる。眠っている筈の私の意識が「ああ、これはこの間始まったあのシリーズの続きだな」などと考えている。 夢のストーリーを、自分で考え創り出しているという自覚もある。もっと先を知りたいと感じるような夢の場合、例え…

残ったレモンを噛み締めて

ああー夏を満喫したー!! 氷を掻いていたスプーンを握りしめたまま、友人が叫んだ。漫画のひとコマみたい。今年の夏は、否が応にも「マンキツ」せざるを得ない熱を持っていたと思う。 温風しか出ない(何故)クーラーを早々に見限り、半分逝ってしまってい…

現実の穴

楽器に触れたい楽器に触れたい楽器に触れたいと、切に願う瞬間がある。 鍵盤でも管でも弦でも良いんだ。思いを言葉に出来ないこのむずがゆさを、伝える力を持たぬ自分への苛立ちと募る焦りを、内に溜まった滓がいつか何か厭な形で噴き出してしまうのではとい…

購入

五十嵐大介「海獣の子供」(1)(2)海獣の子供 (1) (IKKI COMIX)作者: 五十嵐大介出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/07/30メディア: コミック購入: 8人 クリック: 122回この商品を含むブログ (187件) を見る海獣の子供 (2) (IKKI COMIX)作者: 五十嵐大介出…

せいしゅん18

もぉーーうこのじめじめした盆地の暑さには耐えられん! という訳で急遽長野旅行を思い立った。明日出発する。貧乏旅になるだろう。

−−+

ひとつ年上の先輩・マユウちゃんが遠路遥々やって来た。直接逢うのはGW以来のことだ。今日は仕事をあがってそのまま新幹線に乗ったそうで、お疲れさまですと頭を下げる。「さてアイスでも如何です?」 私「マユウちゃん今仕事楽しい?」 ま「うん、楽しい…

鴨川に入った

夏の始まり恒例行事、入水式。今年ばかりは下手な学生振舞いはするまいと心に決めて、それなりの格好(飲み会の為だけの)とアクセサリー、ハイヒールで馳せ参じたのに、結局…大変不本意ながら… わあわあ叫ぶ半裸の後輩や同輩共に取り囲まれ正装のまま(繰り…

透明になる

まどろんでいる時間が好き。まどろみの中で聴く声が好き。そんな時の囁きは大抵甘い望みだけを語り、シビアな現実からは眼を背けている。頭の裏側で共鳴する歌声。自己満足な理想像に過ぎないとしても、「物を知る」人々から嘲笑されても、只その言葉が欲し…

目覚めたらそこにあったので

タオルケットを身体に巻きつけて、ポンと転がっていたお縫い子テルミーをつらつら読む。蝉が鳴いている。窓からの陽射しが移動して、お腹の方まで来たので暑い。ただの綺麗でお洒落な小説じゃなくてうんことか頭の中で殴り殺すとか、そういう表現が躊躇なく…

メリーベルメリ−ベル…

ここ暫らく専門書ばかり読んでいたので流石に飽きた。もっと好きに読みたい。この夏こそ新潮クレスト制覇したい。ん〜!

SPARK TIME

というグリコのアイスを口に含んでパソコンに向かっていたのだけれどどうにも集中力が続かなくて、凝り固まった首と肩を回しながら外へ出た。この辺りも今日から梅雨明けらしく、夕方の空が晴れやか。頭上を鴉ではなく鷺が飛んでいった。それにしても夏の夕…

520のひととき

モニカのマンゴー・ミルフィーユ。 ミディトマト(&クリームチーズ)タルトと迷いに迷って、ああ、ひと口食べて至福の時。ご飯は入らずともケーキは入る。うん、心配要らんな、痩せる心配は!(哀しい)

ああそうか

以前、一日共に過ごした人に「なんか楽しくなさそうだったね」と言ったら「だったら楽しくさせようとすればいいじゃん」と、むっとされた事を思い出した。少しズレているかも知れないけれど、結局そこなのだと思う。私はいつも現状を嘆くだけで、じゃあそれ…