目覚めたらそこにあったので

タオルケットを身体に巻きつけて、ポンと転がっていたお縫い子テルミーをつらつら読む。蝉が鳴いている。窓からの陽射しが移動して、お腹の方まで来たので暑い。ただの綺麗でお洒落な小説じゃなくてうんことか頭の中で殴り殺すとか、そういう表現が躊躇なく必然的に使われているのがいい。勿論使えば良いってもんじゃない、そこに妙な恥じらいとか、無意味な下品さがあるのはうんざりする。案外そういう場合が多いのだけど。
よし、お腹すいた。冷やし中華でも作ろう。