朔旦冬至

太陽の力が最も弱まる冬至。 月が次第に欠けてとうとう消えてしまう新月。 それらふたつが重なる19年に一度のミラクル=朔旦冬至は、 古来、始まりの祝い日とされてきた。…なんていうちょっと無理矢理なこじつけのもと、白い記を再開?してみます。

魅惑のレ・メルヴェイユーズ ラデュレ

明日、銀座三越にオープンするレ・メルヴェイユーズ ラデュレ。 http://www.lm-laduree.com/見てこの可愛さ繊細さ! チークの色自体はもう少し種類があればと思うのだけど、 これじゃあ欲しくなっちゃうなー。プレゼントにも、良いよね。

秋の夜長のピンクフロイド

音楽を聴きながら珈琲を飲みながら漫画を捲る。至福のときである。THE END【初回盤】アーティスト: 毛皮のマリーズ出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2011/09/07メディア: CD購入: 1人 クリック: 47回この商品を含むブログ (24件) を見る放浪息子 12 (…

p2*地震「その後」

あの震災から2週間が経った今も、まだ「その後」なんて言えない東北の状況に胸が締め付けられる。放射線の報道を受けてスーパーの水を買い占めている人を見かけると一瞬冷めた気持ちになるけど、それだって誰かのためかも知れない訳で・・・ 地震、津波、原…

ロミちゃん

同期のロミちゃんが会社を辞めることになった。 彼女の気持ちをいろいろ聴いてきた身としては、転職が決まって本当に良かったねと、嬉しく思う。 だけど、半分の心では、子どもみたいに、行かないでって強く強く願っている。 イチ君とはまた別の大きな存在感…

ソリティア

真に自分で考えて決めて動いた事だったら、それが結果どんなことになったとしても、それが周りにどんな風に評価されたとしても、きっと自分自身に後悔はない。 そう信じる。

スター・スパイス・スター

――それは、流行をも鮮やかに超える 仕事帰り、黒いパンプスの爪先にじわじわ刺さる鈍い痛みを半分意地になって無視して立ち読み続けていた一律値付古本屋にて、ふとそのワンフレーズが脳裏に翻った。何の脈絡も無く唐突に浮かんだその言葉が、今夜の変に力ん…

親子片思い

突然のメールで父いわく 「今日は寒いでちゃんとモーフ着なよ。布団蹴っても掛けに行けんでな!」 もう25だよ〜と閉口しつつも、これが親かと滲みた。

本日の振り返り

人に解って貰う難しさにへこたれるな。

星だって屑だって掃除機で吸ってやる!

なんだか疲れた。 そして腹立たしい。 あなたに私の何がわかるっていうの?何を知った風な口聞くの?周りの評価はこうだぞ…ってその「アドバイス」、優しさじゃなくて自分だけは理解者だって支配欲と、自分の手は汚さず他人を少しだけ傷つける優越感に浸りた…

ゆめのなか首都高

23時40分、部署飲みの帰り、ロミちゃんの彼氏の泉君がはるばる亀戸まで(ロミちゃんを)迎えに来てくれた。24時20分、彼らの優しさで後部座席に乗せて貰った私は、流れる首都高の明かりを黙って眺め、助手席のロミちゃんと運転手な泉君はBGMの選択につい…

道中

硝子を隔てた向こうは闇。窓に額を当てて、地下を流れる振動に身を任せる。 日々「土日、その他」の拍子で回りゆく生活に、これで満足かと自問せざるを得ない。されど答えは出ず、出せない自分に苛立つ。出してる人はいるじゃん。なんで出さないの?自分がわ…

とても雨

ドラマの雨降らしの様に降り注いでおり、いっそ清々しい。

漫画

坂道のアポロンもちはやふるも、相変わらずのクオリティを保っている。そろそろ中弛みしたっておかしく無いのに、やるなぁ。

徘徊のひと

しっとりとした大気に、排気ガスの匂いが溶けている。 ふらりと立ち寄った書店で久々にコミック平台を眺め、今月の新刊の充実っぷりに慄く。ちはや乙嫁センネン聖おにいさんアポロン百鬼夜行抄、……もう、うちには置き場が無いのに。お金も無いのに。切実な問…

焦点

モト「…あなたはそうかも知れんな」 私「そう、って?」 モト「満足出来ひんてことや。只ついていくだけでは」 会社の廊下の自販機の前で、私は、来客用の珈琲‘ありあり’6つとミルクonly1つを買いながら、同期の彼は明日に迫った異動の最終引き継ぎをも終えて…

&ハッピーターン

新宿のカフェにて、不意打ちで指輪を貰った。私の指には勿体ない、アレックス・モンローの、針金のように華奢なゴールドの蕾の。ほの暗い間接照明の中でもぴかぴかしているから、私の気持ちもつられてぴかぴかした。かつてはベタに指輪など…と思っていた筈な…

…が好き

文面を目にした途端、心が締め付けられる。なんて痛い。なんて甘い。小説のようにはいかない結末をどこかで予感しているくせに、それでも最後の望みを信じるふりをしている。信じたいと思っている。互いに明るい方だけ見ている。そんな人間関係もある。

近況

仕事が変わり、日々それなりに充実している。自分の存在価値も見出せず茫洋と過ごしていた一時期に較べたら、随分と健全になったものだ。 時折は、山と積まれた為すべきことに腰砕けになりそうになるけれど、それもまた一興と開き直れる心の余裕が出てきた。…

カレー

高田馬場のパキスタンカレーの店で乾杯をした。 その美味しさにすっかりはまってしまったダールフライと、ほうれん草のやつ。それからお店のおじちゃん(パキスタン出身?)イチ押しの、水分飛ばして野菜を煮込んだやつ。全部カレー。…なんか今、自らの説明…

soup

池袋のスープストックに立ち寄れば案の定悩める人。 オマール海老のビスクか?オニオンクリームポタージュか?はたまた『食堂かたつむり』のジュテームスープか?決断するって、どうしたって真剣にならざるを得ない。と言いつつ、割とあっさりジュテームに決…

るんるんおうちへ帰る道

晩は雨になると報せていたが、案外持ち堪えたようだ。 春先を思わせる湿った夜気のお陰で寒さは全く感じず、明日は上司が一日出張なものだから心なしか足取りも軽い。

ゆりかもめ

夜に刻印されたレインボーブリッジ、その上を流れる光の筋、闇に溶けた東京湾、迫る高層ビル群、そして現れるシンボル。このライン上から眺める「東京」は滲みるなぁ。痛くなれ、もっと。大事なことを忘れてしまわないように。はい、豊洲到着。

寒風に打ち勝て

会社員たるもの、感情に引きずられてはならない。もはや麻痺こそが成功の秘訣…という事を仕事を通して学びつつあるが、それってどうなん。人間出来てるなぁと感じさせる先輩が一人居て、それが随分力になっている。 仕事を通して自分の嫌なところ、駄目なと…

ジャスト・アフター

メールで友人の失恋話を読んだら、胸がきりきりした。何にも代わってやれないから、頑張ってるのものすごくわかるけど、敢えて言うね。がんばれ。でもよく考えたら、きりきりしたのは胃か…。 寒さかストレスか、否、空腹か(最後正解)

アイラブナッツ

消灯になったので、本をしまった。これから夜行バスで地元に帰る。前のひとは、格安4列シートなのに座席を無言で140度くらいに倒す中々の強者。ここまでくると、閉口というより、むしろ驚嘆に値する肝の据わりっぷりではある。掃除や帰省準備をしながらだけ…

刹那を生きる

大事に守って使わず死んだら、死んでも死に切れない―― そう言って、唖然とするような無茶をするひとがいた。自分にはその度胸も実力も無かったものだから、私はそういう生き方に強く惹かれ、少し怖がった。いつか、その信念のもと、傍から消えてしまうんじゃ…

大幅にダイヤの乱れた地下鉄にて

人々の押し殺した苛立ちに呑まれて今日も家路につくよ。

喧嘩

3時間しか逢えないそのタイミングで何も眠る事はないじゃないか、というのが相手の言い分で、 寝てしまった私は彼の怒りにうんうんそりゃそうだと思いつつも、実に可愛いげのない態度で彼氏の背中を見送った。 その時はまだ、目覚める直前まで見ていた夢の…

ヒールノワール

ぺらぺらカーテン1枚にすら勝てぬひ弱な日光が悪い。 曇天冴えない空模様。凍てつく大気と人混み掻き分け目指せメトロ、ひそやかな、師走。カンカンカンは駅の階段を駆け降りる音。コツ、コツ、は息を整えホーム闊歩の音。小竹向原過ぎの大揺れでギッと踏み…