2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

結局飲み込んでしまうばかり

ごめんね何か苛々しちゃってーなどという表面的かつ陳腐な言葉で、折角外に発する事が出来た自らの怒りを、一瞬にして無に返してしまう自分が実に腹立たしい。そこ、へらへら笑う場面じゃないだろう?まだ腹に溜めているものがあるくせに。それを曝け出す勇…

晩夏の果実

明け方の雷と共に、長く続いた鬼の様な暑さもどこかへ去ってしまったみたい。 まだまだ快適と呼べる気候では無いものの、昼間の京都が随分過ごし易くなった。そういえば、セミの声で朝起こされるという事もなくなっている。その代わり夕刻にひぐらしが鳴く。…

遠雷にはや雨足の

未だ夜も明けぬ頃、腹の底に轟く雷の音で意識が浮上した。 外は割と激しく雨が降っている様子。雨が部屋に吹き込むのは厭だなあ、でも外を確かめたいなあ(うちの窓は磨硝子)と迷いつつ、結局、ええいままよと派手に開け放つ。5センチばかり引いて覗けばい…

鮮明に覚えているものだけね

夢。 私、よく「続きもの」の夢をみる。眠っている筈の私の意識が「ああ、これはこの間始まったあのシリーズの続きだな」などと考えている。 夢のストーリーを、自分で考え創り出しているという自覚もある。もっと先を知りたいと感じるような夢の場合、例え…

残ったレモンを噛み締めて

ああー夏を満喫したー!! 氷を掻いていたスプーンを握りしめたまま、友人が叫んだ。漫画のひとコマみたい。今年の夏は、否が応にも「マンキツ」せざるを得ない熱を持っていたと思う。 温風しか出ない(何故)クーラーを早々に見限り、半分逝ってしまってい…

現実の穴

楽器に触れたい楽器に触れたい楽器に触れたいと、切に願う瞬間がある。 鍵盤でも管でも弦でも良いんだ。思いを言葉に出来ないこのむずがゆさを、伝える力を持たぬ自分への苛立ちと募る焦りを、内に溜まった滓がいつか何か厭な形で噴き出してしまうのではとい…

購入

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せいしゅん18

もぉーーうこのじめじめした盆地の暑さには耐えられん! という訳で急遽長野旅行を思い立った。明日出発する。貧乏旅になるだろう。

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ひとつ年上の先輩・マユウちゃんが遠路遥々やって来た。直接逢うのはGW以来のことだ。今日は仕事をあがってそのまま新幹線に乗ったそうで、お疲れさまですと頭を下げる。「さてアイスでも如何です?」 私「マユウちゃん今仕事楽しい?」 ま「うん、楽しい…

鴨川に入った

夏の始まり恒例行事、入水式。今年ばかりは下手な学生振舞いはするまいと心に決めて、それなりの格好(飲み会の為だけの)とアクセサリー、ハイヒールで馳せ参じたのに、結局…大変不本意ながら… わあわあ叫ぶ半裸の後輩や同輩共に取り囲まれ正装のまま(繰り…