チーズつくね(一日限定12本)

中学からの友達、アオカと晩御飯を共にした。店らしい店もない我が町で“女友達と久々のごはん”の場所を決めるのは容易ではなかったが、それでも駅近くの焼き鳥屋「しんちゃん」で両者一致。
なんか…すごく良い時間だった。声をかけてみて良かった。突然の誘いに、乗ってくれて良かった。サラダとか、そういうものに見向きもせず最初から串ばかりとばした女二人だけれど、隣の(常連と思われる)社長さんには焼酎を奢って頂けたし(笑)、各種チーズ論や互いのこれから、遠距離恋愛についても話せた。「2人で夜お酒飲みながら話すなんて、うちらも大人になったもんやね〜」。そう、私たちはもうオトナになったのだ。オレンジの夕陽が差し込むあの音楽室の空気を未だ身に纏いながらも。
店を選んでいる時、酒の有無をどうするかという話になった時の「どうせうちらは(アルコールが)あっても無くても変わらんやん」という、あんまりなアオカの返事を、これからも心のどこかにちょこんと置いておこうと思った。