就活お悩み相談室

リカちゃんと津田君と川君と学食で夕飯。
就活って不毛やーん夏のスーツってもうノーコメントだ私レバー食べなくちゃ私ゼミの資料が読めないの選んだやつ俺とかぶってるもう死ぬ等々好き勝手しゃべる。就職に関しては、取り敢えず皆行くところはあって、男性陣2名がまだ頑張って続けてる状態。リカちゃんと私は初期の内定でさっさと土俵を降りた組。


津「もう…あそこ落ちたら行きたいとこない…」
川「おれも…」
リ「なんで?今決まってる所は?」
川「聞くな聞くなww」
津「本命に行きたかったぜ…涙」


4人とも、他人に自己をアピールするというのがどうも苦手で、それは逃げ口上になるのかも知れないけれど、授業をサボって地味に高い交通費を払ってまで見知らぬオジサマ方に「私って凄いんですよ」と言いに行く意味が未だによく掴めないでいる。大体、人様に堂々と自慢できる何かを持った大学生がどれだけいる?ましてや相手が海千山千の社会人である場合など。


リ「時々、自己PRとして‘××部のマネージャーとして、皆の健康管理を頑張りましたぁ’なんて云う女子がいるけど、あれ如何なの」
私「いますねぇ。全部員の朝ご飯から夜ご飯まで栄養バランス考慮した上で全部作って適量を与えて、手洗いうがいさせて、西にお熱がありそうな彼がいたら冷えピタ持ってって、東に肥満気味の彼がいたら一緒に走って、部員の健康は私が守ったの!って云うなら驚嘆に値するけど」
津「そういう奴に限って‘具体的には?’なんて聞かれると‘えっとぉ、運動後に飲む飲料水を準備しました’」
川「そんなん、マネの普通の仕事やん」
津「自己PRってくだらねぇ。中には真に凄い奴もいるかも知れんけど、殆ど皆が語るのは結局‘理想の自分像’だろ」
リ・私「「そういう人に私はなりたい」」


まあ私も有ること無いこと楽しげに話して何とか終わらせたクチなので偉そうな事は言えないが、つくづく不毛な行事だと思う。就職活動。少なくとも私たち4人にとって、この社会のシステムは生き辛い。