人は強く儚い者だという

Kを想っていた気持ちは絶対に絶対に嘘ではなく、私にとってはきっと、ずっと大切な存在。
でも、あんなに頑なに無理だと信じていたのに、人は意外と前へ進めてしまうものなのだなぁ…。思い出の曲の数々を、未だ聴く勇気がなくても、私の心は確実に軽くなってゆく。私の写真を消して、アドレスを消して、彼も私を忘れるのだろう。
それが救いでもあり、同時に胸が締め付けられる程の切なさでもある。
何にせよ、これらはすべて断ち切った側の勝手な自己満足に変わりない。のだよね。