××にお願い

かるぅいエッセイ(渇いた心に潤いを)を欲して生協をうろつき、今日は絶対失敗したくないと強く思いながらさくらももこ三浦しをん、それから斉藤美奈子の文庫を手にとった。財布の軽さと荷物の重さを考え少し逡巡、でも午後の退屈な時間割を思えば3冊なんてちょろいのさ。
朝から雨降り、行きにおにゅうの傘が逝ってしまい、着いたら最初の授業が休講、送ったメールはいつまでたっても返信が来ず、昼ごはんさえも食べ損ねた私をどうか救って、笑いの神よ!

しをんのしおり (新潮文庫)

しをんのしおり (新潮文庫)

さるのこしかけ (集英社文庫)

さるのこしかけ (集英社文庫)

文壇アイドル論

文壇アイドル論

再読のものも含まれる上、私の中で今更感が漂う3冊なので敢えて評価はつけずにおく。
でも、笑ってはいけないと思えば思うほど(授業中だった)、きゅっと締めた喉の奥でくぐもった息の塊が迫り上げては暴発し、私は、その度にわざとらしく咳き込んだり窓の外を眺めたり唇を噛み締めたりして自分の不気味なにやつき顔を抑え誤魔化すのに必死であった。(隣の人の「なにこのオンナ」的視線の痛いことといったら!)
まあ、何と云うか、期待に違わず腹筋を鍛えさせてくれる読み物たちでした、ということで。